第14回あん摩マッサージ指圧、はり・きゅう療養費検討専門委員会ご報告|メルマガ

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第14回あん摩マッサージ指圧、はり・きゅう療養費検討専門委員会ご報告【メディックスメールマガジン】号外

平成29年3月24日号

メルマガ会員様へ

  3月21日に開催されました、
「第14回あん摩マッサージ指圧、はり・きゅう療養費検討専門委員会」のご報告です。

今回は不正請求対策案を含めた受領委任払い制度導入の内容の話し合いとなりました。

1)施術者側の意見として
受領委任払い制度は患者の利便性だけではなく、保険者の利便性にもつながる。
不正請求対策の具体的な案をだし、受領委任払い導入と並行して検討していくべき。
施術者に関しては療養費請求を学ぶ場がない事も不正請求の問題の1つである。
特に個人請求者に関しては指導する場がない。

受領委任払いに関しては更新制を導入していくべきである。

2)保険者側として
受領委任払いに関して、保険者の裁量で導入するか、
しないかを決定できるという案も含めて受領委任払い導入を検討すべき。

受領委任払いの導入を真っ向から反対しているのではなく、
順序が違う、不正請求の対策をまずは検討していくべきであり、
その後必要に応じて受領院払いの導入を検討するべきである。

不正請求に関しての対策チームを作るべき

3)学識経験者からは
毎回同じ議論が繰り返されているので、不正請求対策の明確な案を出し、
受領院払い制度を導入した場合に発生する問題点も、
対策を出したうえで、受領委任払いの導入をするかしないかを最終的に決めていくべきである。

今回は今まで真っ向から受領委任払い導入を反対していた保険者側が、
受領委任払いの導入に関して、「順序の問題」として受領委任払い導入の反対意見が緩和されたような発言もされていました。

次回は3月27日にあん摩マッサージ指圧、はり、きゅうのみ検討専門委員会が
開催されます。

年度末最後となるあん摩マッサージ指圧、はり、きゅうのみ検討専門委員会では、
何らかの回答が出ると思われます。

資料につきましては、下記、厚生労働省のサイトからダウンロードできます。

厚生労働省 第14回社会保障審議会医療保険部会
あん摩マッサージ指圧、はり・きゅう療養費検討専門委員会配布資料

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000155752.html

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